社長!ご存じですか?Vol.7「面談してるのに本音が見えない…」1on1が逆効果になる会社の特徴

この記事で分かること

・1on1面談が逆効果になる理由
・社員が本音を話さなくなる面談の特徴
・管理職が面談で疲弊する原因
・会社が整えるべき面談の進め方

こんな方におすすめです

・定期面談をしているのに退職が止まらない
・社員が「大丈夫です」しか言わない
・管理職が面談に苦手意識を持っている
・面談がただの雑談や説教になっている

「社長、面談してたのに辞めました…」

これ、かなりショックですよね。

毎月1on1をしていた。
上司も声をかけていた。
本人も「大丈夫です」と言っていた。

それなのに、突然の退職。

社長からすると、
「じゃあ、あの面談は何だったの?」
と思うはずです。

結論から言うと、
面談は“やっているか”より、
“何を話せる場になっているか”が大事です。

1on1を入れれば本音が出る。
そんな単純な話ではありません。

むしろやり方を間違えると、
社員はもっと黙ります。

1on1が逆効果になる会社の特徴

よくあるのが、
面談のつもりで、
実は上司の確認会になっているケースです。

「最近どう?」
「困ってることない?」
「大丈夫?」

社員はこう答えます。

「大丈夫です」
「特にないです」
「頑張ります」

でも本音では、
不満も不安もある。

ただ、言わないだけです。

なぜなら、言った後が怖いからです。

「それは甘えだよ」
「みんな同じだよ」
「前にも言ったよね?」
「じゃあ、どうしたいの?」

こう返されると、
社員は次から話さなくなります。

そして静かに距離を取ります。

現場が静かに壊れていくとき、
最初に消えるのは会話です。

面談で本音が出ない本当の理由

社員が本音を話さないのは、
信頼していないからとは限りません。

話しても変わらない。
話すと面倒になる。
評価に響きそう。
上司に負担をかけたくない。

そう思っていることもあります。

厚生労働省の「こころの耳」でも、
管理職が部下の“いつもと違う”様子に早く気づくことの
重要性が示されています。
部下のケアには、
日頃からの様子の把握や相談への対応が大切です。

つまり、面談だけで
何とかしようとすると危ないのです。

普段は無関心…
月1回だけ「本音を聞かせて」。

これでは、社員も話しにくいです。

保存版:逆効果になりやすい1on1チェックリスト

□ 上司ばかり話している
□ 「最近どう?」だけで終わっている
□ 面談内容が毎回記録されていない
□ 話した内容が改善につながっていない
□ 本人の発言をすぐ否定している
□ 評価面談と1on1が混ざっている
□ 管理職が面談の目的を分かっていない
□ 面談後にフォローがない

ひとつでも当てはまるなら、
1on1が形だけになっている可能性があります。

社員は、
「聞かれたから答える」だけになります。

これでは本音は出ません。

対応ポイント整理

  1. 面談の目的を決める
    何のための1on1なのか。
    成長支援なのか、業務確認なのか、体調確認なのか。
    ここが曖昧だと、ただの雑談になります。
  2. 最初から本音を求めすぎない
    「本音で話して」と言われても、話せません。
    まずは、困りごとを小さく聞くことです。

たとえば、
「今週やりづらかった仕事はありますか?」
「誰に確認すればいいか迷ったことはありますか?」
このくらいでいいのです。

  1. 否定せず、まず受け止める
    社員の話に対して、すぐ正論を返すと黙ります。
    「そう感じていたんですね」
    「そうだったんだね」
    この一言があるだけで、次の話が出やすくなります。
  2. 約束したことは放置しない
    面談で聞いたのに何も変わらない。
    これが続くと、社員は話す意味を失います。
    小さなことでも、対応したことを伝えるのが大事です。
  3. 管理職だけに背負わせない
    1on1は、
    管理職の人柄だけに頼ると限界があります。
    会社として質問例、記録方法、
    相談ルートを整える必要があります。
    管理職のみなさん同士で、
    それぞれのやり方をお互いに共有しあう、
    あれこれ考えるより「イイね!」というポイントがあれば、
    みんなでマネする、
    そんな取り組みもいいですね。
    面談でも、「聞く」と「指導する」を分けることが大切です。

まとめ

1on1は、やれば安心ではありません。

やり方を間違えると、
社員は本音を隠します。

管理職は、
「聞いても何も出てこない」と疲れます。

社長は、
「面談していたのに、なぜ辞めた…」と悩みます。

大事なのは、
面談をイベントにしないこと。

日頃の声掛け。
小さな変化への気づき。
否定しない聞き方。
話したことが少しでも改善につながる流れ。

ここまで整って、
ようやく面談は機能し始めます。

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事業主と社労士のハーフから一言
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人のことで悩むのは、
経営者にとって宿命のようなものかもしれません。

もちろん、
わたくし自身も日々悩みながらです(^-^)

だからこそ、
1ミリでも前進できたなら、
それは本当に素敵なことだと思っています。

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次回予告

次回は、
【Vol.8 突然“うつ病診断書”…会社は最初に何を確認すべきか?】です。

昨日まで普通に見えた社員から、
突然診断書が出てくる。

社長が焦って動く前に、
最初に確認すべきことがあります。

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結果的にこれが一番コストを減らします。