社長!ご存じですか?Vol.6「また辞めた…」採用しても人が定着しない会社の共通点
この記事で分かること
・人が定着しない会社に起きていること
・早期退職の原因になりやすい現場対応
・入社後に会社が整えるべきポイント
・採用コストを無駄にしない実務対策
こんな方におすすめです
・採用しても半年以内に辞めてしまう
・新人教育が現場任せになっている
・「最近の人は続かない」と感じている
・真面目な社員に教育負担が偏っている
「社長、また辞めました…」
この言葉、かなり重いですよね。
求人を出して、
面接して、
やっと採用して、
現場も受け入れ準備をして…
それなのに、数か月で退職。
社長からすると、
「何がいけなかったんだろう」
と、ため息が出ると思います。
結論から言うと、
人が定着しない会社は、
採用後の“最初の関わり方”で
つまずいていることが多いです。
厚生労働省が2025年10月に公表した
令和4年3月卒業者の調査では、
就職後3年以内の離職率は新規高卒で37.9%、
新規大卒で33.8%でした。
早期離職は、どの会社にも起こり得る課題です。
人が辞める会社でよくあること
よくあるのが、
「入社したら、あとは現場でよろしく」
という形です。
分かります^^;
社長は採用で一段落。
管理職は通常業務で手いっぱい。
教育担当は自分の仕事をしながら教える。
新人は、誰に何を聞けばいいか分からない。
そして、こう思います。
「放置されているのかな」
「自分は歓迎されていないのかな」
「この会社でやっていけるかな」
最初の数週間で、
実はもう気持ちが
離れ始めていることがあります。
怖いのは、
本人がそれを言わないことです。
大丈夫です。
頑張ります。
分かりました。
そう言いながら、
静かに退職を考えている。
最近この相談、本当に増えています。
「最近の人は続かない」で終わらせない
もちろん、本人側の事情もあります。
仕事内容が合わない。
思っていた職場と違う。
家庭の事情がある。
ただ、会社側にも見直せる部分はあります。
特に多いのは、
期待値のズレです。
求人では、
「未経験歓迎」
「丁寧に教えます」
「アットホームな職場」
でも入社したら、
忙しくて誰も教えられない。
質問すると少し面倒そうにされる。
前任者のやり方を見て覚えて、
と言われる。
これでは、
辞める側だけを責められません。
そして一番つらいのは、
教える側の社員です。
通常業務に加えて新人教育。
新人が辞めると、また最初から。
真面目な社員ほど疲れていきます。
「もう、いいか…」
現場が静かに壊れていくのは、
こういうところからです。
保存版:定着しない会社チェックリスト
□ 入社初日の流れが決まっていない
□ 誰が教育担当か曖昧になっている
□ 仕事内容の説明が口頭だけになっている
□ 「分からないことは聞いて」で終わっている
□ 入社後1週間以内の面談がない
□ 教育担当者の負担を見ていない
□ 小さな違和感を拾う場がない
□ 辞める直前まで本人の不満に気づかない
ひとつでも当てはまるなら、
採用力より先に、
受け入れ体制を見直すタイミングです。
対応ポイント整理
- 入社初日を会社で設計する
初日に放置されると、不安は一気に大きくなります。
誰が迎えるか、何を説明するか、どこまで教えるかを決めておきます。 - 教育担当を決める
「みんなで見る」は、結局誰も見ていない状態になりがちです。
主担当と相談先を分けるだけでも、新人は安心します。 - 仕事の期待値を言葉にする
「早く慣れて」では伝わりません。
1週間目、1か月目、3か月目で何ができればよいかを整理します。 - 早めに面談する
辞めたいと言われてからでは遅いです。
入社1週間、1か月、3か月の短い面談だけでも違います。 - 教える側を守る
新人が辞める会社では、教育担当も疲れています。
「また教え直しか…」が続くと、
既存社員まで離れていきます。
厚生労働省も、人材確保や職場定着支援に関する制度を設けており、
定着は採用後の雇用管理とセットで考えるテーマになっています。
まとめ
人が定着しない会社は、
採用だけが悪いとは限りません。
入社後に誰が見るのか?
何を教えるのか?
どこで不安を拾うのか?
教える側をどう支えるのか?
ここが曖昧なままだと、
せっかく採用しても人は残りません。
「また辞めた…」
その一言の裏で、
社長も、管理職も、
現場もかなり疲弊しています。
だからこそ、
採用の前に、受け入れの型を作ること。
これが、結果的に一番コストを減らします。
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事業主と社労士のハーフから一言
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人のことで悩むのは、
経営者にとって宿命のようなものかもしれません。
もちろん、
わたくし自身も日々悩みながらです(^-^)
だからこそ、
1ミリでも前進できたなら、
それは本当に素敵なことだと思っています。
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次回予告
次回は、
【Vol.7「面談してるのに本音が見えない…」1on1が逆効果になる会社の特徴】です。
面談しているのに、辞める。
話を聞いているのに、本音が出ない。
その原因、面談のやり方にあるかもしれません。
「うちも似た状況かも…」
と思った経営者の方は、
お気軽にご相談ください。
“問題が大きくなる前”の対応、
結果的にこれが一番コストを減らします。




